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AZUReLY BLUE SIDeのブログ。基本的に雑多。
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448873801Xぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)
大森 望
東京創元社 2010-10-28

by G-Tools


4488738028逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成<F> (創元SF文庫)
大森 望
東京創元社 2010-10-28

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ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S>
逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成<F>

を読みました。

ゼロ年代のSFの短編集。Sの方がハードSF、Fの方が「すこし・ふしぎ」系の作品集です。

収録作品

●ぼくの、マシン

野尻抱介「大風呂敷と蜘蛛の糸」
小川一水「幸せになる箱庭」
上遠野浩平「鉄仮面をめぐる論議」
田中啓文「嘔吐した宇宙飛行士」
菅 浩江「五人姉妹」
上田早夕里「魚舟・獣舟」
桜庭一樹「A」
飛 浩隆「ラギッド・ガール」
円城 塔「Yedo」
伊藤計劃+新間大悟「A.T.D Automatic Death■ EPISODE:0 NO DISTANCE, BUT INTERFACE」
神林長平「ぼくの、マシン」


●逃げゆく物語の話

恩田 陸「夕飯は七時」
三崎亜記「彼女の痕跡展」
乙 一「陽だまりの詩」
古橋秀之「ある日、爆弾がおちてきて」
森岡浩之「光の王」
山本 弘「闇が落ちる前に、もう一度」
冲方 丁「マルドゥック・スクランブル“-200”」
石黒達昌「冬至草」
津原泰水「延長コード」
北野勇作「第二箱船荘の悲劇」
小林泰三「予め決定されている明日」
牧野 修「逃げゆく物語の話」

こうしてみると、作家陣すごく豪華。あたりまえか。

全体的には、Sの方が面白かったですね。というか、飛浩隆のラギッド・ガールがいる時点で勝負にならない気はしなくもない。
(もっとも僕が飛浩隆で一番好きなのは「象られた力」ですが)
円城塔は、Yedoも悪くないけれど、やっぱりInfinityかFreudでしょう。ユグドラシルたん萌えなので、Deamonあたりでもいい。
この中では上遠野が一番面白くなかったなぁ。

Fの方は、「予め決定されている明日」と「逃げゆく物語の話」が好み。「予め~」は噂を聞いたことがあったけど、それと相違ない面白さ。
冲方は安定。「第二箱船荘の悲劇」のセンスは嫌いじゃない。

そんな感じ。久しぶりに本の感想書いたな。感想にもなってないけれど。

次はディスコ探偵水曜日を読むよ。きことわとか苦役列車とか謎解きはディナーの後であたりも読むよ。読むんだからね!

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