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AZUReLY BLUE SIDeのブログ。基本的に雑多。
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KOU
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男性
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文芸サークル・AZUReLY BLUE SIDeの中の人。
基本的にオタク。小説・音楽・アニメが好物。
自己紹介等はiddyにまとめているので、参考までにどうぞ。

Twitterやってます。http://twitter.com/KOU_azurely
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文芸サークルのくせに小説の話題が出ないことで有名な当ブログですが、久しぶりに小説感想でも。

ちなみに、日常的に読書してるんだからね!

404874075Xふたりの距離の概算
米澤 穂信
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-06-26

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春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら新入生の心変わりの真相を推理する!(Amazonより引用)


古典部シリーズ最新作。二年生になったほーたろーさんたちの物語。

後輩の入部しない理由を推理する……という古典部シリーズらしい作品。

基本的にマラソン大会に参加しながらの推理なので、展開自体はそれほどなく。氷菓、愚者のエンドロール、クドリャフカの順番よりは物語として落ち着いています。その分、オチも落ち着いていますが。

今回の推理は流石に無理がある、というか無理やりなところがあったかなぁと。えるさんのあたりとか。


続いてもう一冊。

4488017657折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
米澤 穂信
東京創元社 2010-11-27

by G-Tools


ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた……。
自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、「走狗(ミニオン)」候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年――そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?
現在最も注目を集める俊英が新境地に挑んだ、魔術と剣と謎解きの巨編登場!(Amazonより引用)


紹介文を見た瞬間、「これなんてうみねこ?」と思ったのは内緒。つまり、どう見ても魔術でしか殺せないのにその手法を推理する……という内容。実際は、「誰かが魔法をかけて操られているので、誰が魔法をかけられているか推理する」というもの。

真相も或る程度予想がついて、ううむ……という感じ。デーン人が攻めてくるところはそこそこ読み応えがありましたが、それも短い。

ちょこっと残念な感じですねぇ。

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